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トリエステ サマー ロック フェスティヴァル 2010 / TRIESTE SUMMER ROCK FESTIVAL 2010 8月1日(日) キクラテメンシス/CICHLA TEMENSIS + スティーヴ・ハケット・イレクトリック・バンド/ STEVE HACKET ELECTRIC BAND  

キクラテメンシス/Cichla temensis
深沢 晴奈(Haruna Fukazawa)-Flute
国分 巧(Takumi Kokubu)-Bass,Acoustic guitar,Programming
野口 雅彦(Masahiko Noguchi)-Drums,Percussion

スティーヴ・ハケット イレクトリック バンド/Steve Hackett Electric Band
Steve Hackett - guitars
Roger King - keyboards
Gary O'Toole - drums, percussion and vocals
Rob Townsend - sax, flute and blown sundries
Nick Beggs - bass and related paraphernalia
Amanda Lehmann - guitar and vocals

 日本から参加するキクラテメンシスはフェスティヴァルの前々日から現地入りし、初の海外公演に備えていた。当日のリハーサルはハケットのリハーサルが終わり次第始められるのだが、当のハケットが夕方になってもトリエステに到着しない。なんでもペルージャのコンサートを終えてこちらに向かっているという。バンドが着いたのはもう5時をだいぶ過ぎてから。すぐリハーサルに入ったのだが、音を合わせる程度でさっさと終わってしまった。さすが、大量のツアーをこなし、ライブ慣れしているハケットさん。今年は世界中どこのフェスティヴァルに行ってもハケット・バンドの名前がクレジットされてるもんね。
 ハケット・バンドの到着が遅れたせいで、キクラのリハーサルも遅れ、本番も演奏時間を削られそうになった。時間を少し早めてのスタートになったのだが、オウディエンスがまだ集まっていないかも…という不安がある。主催者のダビデが「演奏が始まれば皆集まってくるから大丈夫!」なんて言っているのだが。ま、トリがハケット・バンドなんで大方の客は既に席を確保しているけれど。
 この夜は最終日の挨拶と運営に関わったスタッフの紹介が終わってからキクラテメンシスがステイジに上がった。
(イタリア語読みでチクラテメンシスと呼ばれたのが何か可愛い)
 遠い日本から聞いたこともないバンドが演奏するというのでオウディエンスも興味深々で見ている。1曲目が終わった段階でかなりの拍手があり若いオウデェエンスがフェンス前に集まってきた。2曲3曲とプレイされるにつれ会場が沸いてくるのが分る。中々いい感触だ。道を歩いていた人も歩を止めステイジを見ている。ダビデが「な、俺の言った通りだろ!」とウインクしている。バンドは海外初のステイジにしては落ち着いてそれぞれのパートをしっかり楽しみながら演奏している。それにしてもバンドの中に女性がいるのは華やかでいい。カメラのフラッシュを一番浴びていたのも彼女だ。全7曲、40分弱のショウだったが、終わってから、楽屋口にいるフェスティヴァルのスタッフが口ぐちに「ベィスが凄かった!ドラムが上手い!フルート素敵!」と言われ続け、CD物販付近ではファンの人達が次々に写真撮影やサインをもらいに来てバンドメムバーも大感激。大成功のイタリア公演だった。

cichla1 2010 trieste

cichla 2 2010 trieste

キクラテメンシスのメムバーそれぞれが旅行記をブログで書いています。楽しいので覗いてみてください。
キクラテメンシス公式ブログ
Flutist Haruna Fukazawa's Blog~晴天雨女 7/27 イタリア1日目~
Kokubu Takumi official blog イタリア演奏旅行総括~


 いよいよ大トリのハケット・バンドだ。オウディエンスもこの3日間で最大で、後方の客も見えるようにフェンス前の客は地面に座らされている。大歓声のもと、ハケット・バンドの登場。
 メムバー総勢6人。多少お腹が出てきたとはいえやはりハケットおじさんはオーラがある。次に目立つのはベイスのニック・ベッグス/Nick Beggs。80年代イギリスの人気ポップグループ カジャグーグー/Kajagoogooのオリジナルメムバーで大活躍していたベイシストだ。リハーサルでは長い金髪をゆらゆらさせて音合わせをしていたが、ステイジでは金髪をしっかり三つ網にし黒のレザーのキルト風スカートに赤いベイスをオーバーアクション気味に弾く様は中々楽しい。彼に時々絡んでくるのがギター+ヴォーカルのアマンダ・リーマン/Amanda Lehmann。ハケットは今年に入ってニューCD「Out Of The Tunnel's Mouth」をリリースしたばかりなのだが、彼女はそのCDにも参加している。キーボード、サックス、ドラムスは地味に控えてサポートしている。ステイジではニューCDからの曲を演奏するのは当然なのだが、やはり、受けるのはジェネシス時代のヒットソング。あの泣きのギターフレーズが流れ始めると会場からうっとりした溜息が聞こえてきそうだ。比べられるのも可哀そうだが、ドラムスを叩きながらのヴォーカルはちょっと無理がある様な…ともあれ、地元の警察から11時の終了時間厳守を言い渡されていたはずなのに焦る様子も無くショウは続いていた。

hacket1 2010 trieste

hacket encore 2010 trieste

この夜のコンサートの様子は MusicaLiberaTV でちょっぴり見られます。

http://www.youtube.com/user/MusicaLiberaTV#p/u/0/n6SR4yK3RuM


 それにしても、フォーカスやハケット・バンドのパフォーマンスをアドリア海からの夜風に吹かれながら、しかも無料で見られるなんて、トリエステ サマーロック フェスティヴァルはいいなあ。

Trieste 2010
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トリエステ サマー ロック フェスティヴァル 2010 / TRIESTE SUMMER ROCK FESTIVAL 2010 7月31日(土) ザ・グランド・マザー・リインヴェンティッド/THE GRAND MOTHER REINVENTED 

 初期フランク・ザッパ率いるマザーズ・オヴ・インヴェンションは聴いていたのだが、80年代以降はどうも…という感じで、このバンドに関してはほとんど知らない。コンサートも始ってからしばらくして様子を見に行った程度だが、結構オウディエンスはいっぱい居たし非常に受けていた。ザッパ系は根強いファンがいるのを再確認。アンコールも2度3度とあり終了時間もとっくに過ぎているのに演奏していた。ただ、見に来ていたフォーカスのテイスが「ロンドンで共演したドウィーズィル・ザッパ/Dweezil Zappa(今年7月24~25日にロンドン/ヴィクトリア・パークで行われたハイ・ボルテイジ・フェスティヴァルにフォーカスとザッパ系のDweezil Zappaが24日にラインアップされている)の方が良かったなあ」とつぶやいていた。テイスはバンドの演奏が終わりメムバーが帰国した後も時間の許す限り現地に残って他のバンドのプレイを見ている愛すべき爺さんだ。
 
mothers 2010 trieste

この夜のコンサートの様子は MusicaLiberaTV でちょっぴり見られます。

http://www.youtube.com/user/MusicaLiberaTV#p/a/u/1/p3KC-ZPkNlQ

トリエステ サマー ロック フェスティヴァル 2010 / TRIESTE SUMMER ROCK FESTIVAL 2010 7月30日(金) フォーカス/FOCUS 

 Thijs van Leer - keyboards, vocals, flutes
 Pierre Van Der Linden - drums
 Bobby Jacobs - bass
 Niels Van Der Steenhoven - guitars

Focus 2010 Trieste

前座にVIII STRADA & PATRIZIO FARISELLI (AREA)が演奏するはずだったのだが、急きょフォーカスだけの出演にに変更されてしまった。
 夕方、まだ陽の明るい内から(トリエステでは陽が落ちて暗くなるのは9時頃でした)フォーカスのメムバーがリハーサルをしている。リーダー/フルートのテイス・ヴァン・レアーは今日も上機嫌だ。前座が無くなったって、演奏時間が延びたってきっちり仕事してくれるだろう。彼らの実力は去年のポルトガルのゴーバイア・アート・ロック2009/Gouveia Art Rock 2009で実証ずみ。しかし、ポルトガルではプログレファンがオウディエンスだったが、ここトリエステでは無料コンサートなので一般客がオウディエンスだ。「俺たちはプロだからどんな客でも楽しませてみせる!」とテイスは豪語していたが。
 夜9時頃からフェスティヴァルは始まった。まずは自治体のお偉いさん達の挨拶、フェスのスケジュール等がアナウンスされ、いよいよフォーカスの登場。
 椅子は9割方埋まっていただろうか、夜のそぞろ歩きに出かけた途中にちょっと寄ってみようかというファミリー連れや犬の散歩に出かけた夫婦、またフェンス越しにのぞいていく人等、様々な人が集まっている。1~2曲が終わった頃から若いロックファン達が立ちあがりステイジ前のフェンスに群がり始めた。椅子に腰かけていた一般客も音楽の心地よさにつられ次々に立ち上がっていく。フォーカスの音楽はクラシカルな面、ポップな面、ノリノリのロックサウンズと様々な表情を持っているから、どんなオウディエンスも楽しめるのが特徴だ。ショウの半分ぐらい過ぎた頃にはほとんどの客は総立ち、通りがかりの人も集まって聞いている。メムバーそれぞれのソロパフォーマンスありフォーカスのヒットメドレーありで2時間たっぷり楽しませてくれた。さすがフォーカス、さすがテイス。拍手!

Thijs

この夜のコンサートの様子は MusicaLiberaTV でちょっぴり見られます。

http://www.youtube.com/watch?v=1KWI5x3yYzs&feature=channel

トリエステ サマー ロック フェスティヴァル 2010 / TRIESTE SUMMER ROCK FESTIVAL 2010 

2010年7月30日(金)~8月1日(日)

酷暑の日本から真夏のイタリア/トリエステで行われたサマー・ロック・フェスティヴァルへ行ってきました。
今年はフォーカス、スティーヴ・ハケット イレクトリック・バンド, そして日本からキクラテメンシスが出演します。

2010Trieste

 成田空港からミラノ・マルペンサ空港まで空路、ミラノからトリエステまで鉄道という行程で旅は始まった。鉄道でミラノからトリエステまでは新幹線ばりの列車/ユーロスターで4時間15分程かかる。
 トリエステはイタリア半島の付け根の東端, アドリア海に面した港町で、スロベニアの国境がすぐ側まで迫っているという微妙な位置にあり、昔からベネツィアやオーストリア、フランス等に占領され、イタリアに併合されたのはほんの60年程前だという。TVもドイツ語放送が多いので不思議だったのだがこれで納得。街中の建物も壁面に金箔で華麗に装飾されたアールデコ様式のビルが点在していて瀟洒(しょうしゃ)な古都という趣がある。

 「SERESTATE2010」と称される自治体主催の無料フェスティヴァルが市庁舎前にあるウニタ・ディタリア広場で、ジャズや、ミュージカル、オペラ、果てはファッションショーまで夏中夜ごと催されるのだが、その中のロック部門が7月30日(金)から8月1日(日)まで3日間行われたトリエステ サマー ロック フェスティヴァル 2010 / TRIESTE SUMMER ROCK FESTIVAL 2010だ。取り仕切るのは地元のプロモーターのダヴィデ(Davide Casali)で彼は「PASSOVER」というユダヤ・フォーク・プログレ・バンド(Jewish Folk Prog)のリーダーでもある。10月に来日し東京で13日~14日の2日間コンサートをするので興味のある方は見に行って欲しい。さて、このロック・コンサートは毎年プログレ中心にメニューが組まれている。去年はゴング(GONG)やヴァン・ダー・グラァフ・ジェネレイター(VAN DER GRAAF GERENATOR)が出演した。今年は7月30日がフォーカス(FOCUS)、31日がザ・グランド・マザー・リインヴェンティッド(THE GRAND MOTHER REINVENTED)8月1日がキクラテメンシス(CICHLA TEMENSIS)+スティーヴ・ハケット・イレクトリック・バンド(STEVE HACKETT ELECTRIC BAND)。

Trieste fes 2010

 アドリア海を後方に市庁舎の前面ににステイジは組み立てられ、その前にイスが500脚程並べられていただろうか。その廻りでの立ち見を加えると1000~4000人、それ以上のオウディエンスになる。
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