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ゴーヴァイア・アート・ロック 2011 / GOUVEIA ART ROCK 2011 4月30日(土) 

アラニス / ARANIS
Jana Arns - flute
Joris Vanvinckenroy - double bass
Marjolein Cools - accordeon
Liesbeth Lambrecht - violin
Stijn Denys - guitar
+ Pierre Chevalier - piano
+ Dave Kerman - drums, percussion

GAR2011ARANIS1

 初日のオープニングはベルギーから参加のアラニス。彼等は2008年にもこのゴーヴァイア・アート・ロック2008/GAR2008に出演しているから今回が2度目。ただ、今回は新たにユニヴェル・ゼロ/UNIVERS ZEROのピエール・シュヴァリエ/Pierre Chevalier(ピアノ)、そしてプレゼント/PRESENTのデイヴ・カーマン/Dave Kerman(パーカッション)という強力なゲストを従えて演奏している。2010年にARANIS IV: RoqueForteをリリースしたばかりだが、ベイスのJoris Vanvinckenroyの書く繊細で雄大、緻密で大胆なチェムバーロックの旋律に デイヴ・カーマンのパーカッションが実に上手くかみ合っている。 デイヴ・カーマンは2008年、同じくGAR2008に出演したシンキング・プラグ/THINKING PLAGUEのドラマーとしてその演奏は耳にしていたが、今回はアラニスのサウンドに合わせてパーカッションを中心に実に知的な音を加えていく。「ロックっぽく聴こえない様に注意しているんだけど」と言っていたが、口に手を当て沈黙を促すシーっというヴォイスもサウンドに変え弦楽器に合わせていく所など上手いと思わずにはいられない。アラニスのメムバーはピアノがピエール・シュヴァリエに代わった以外は同じメムバーなのでアンサンブルとして安定した演奏を聴かせてくれる。変拍子を多発しつつもクラシカルな流れるような旋律はとても美しい。前回同様とっても気に入ってしまった。

GAR2011ARANIS2



シャーリィ・ホフマン / SHIRLEY HOFMANN
euphonium, pocket trumpet, accordion,voice, live loops and accessories

GAR2011 S Hoffman

 2バンド目はスイス/カナダから参加のシャーリィ・ホフマン。一人で何役もこなすワンマン、いやワンウーン・バンドだ。ユーフォニウムという金管楽器を中心にアコーディオンやチューブ等を幾重にも組み合わせてそこに自分のヴォイスも乗っけて音楽を構成していくというかなりユニークなサウンド。自作の曲から「虹の彼方に」至るまで彼女独自の音楽を聞かせてくれたのだが、やはりワンウーマン・バンドというのは少々飽きてしまう。シャーリィはフレッド・フリス/Fred Frithとインプロ共演もしているし、THE BLECHというバンドで日本へも来たことがあるらしいです。



アラマーイルマン・ヴァサラット/ALAMAAILMAN VASARAT
Jarno Sarkula - soprano & tenor saxes
Erno Haukkala - trombone
Miikka Huttunen - pump organ, grand piano, melodica
Tuukka Helminen - cello
Marko Manninen - cello
Santeri Saksala - drums, percussion

GAR2011 Alamaailman Vasarat

 3バンド目はフィンランドからのアラマーイルマン・ヴァサラット。
このバンドは2010年に来日しているので見た方もいると思うが、とても楽しいバンドだ。その音楽はアヴァンギャルドに分類されている様だが、北欧のエスニックな音楽からジャズやレコメン系プログレ、ザッパに通じる独自のユーモアを有した世界を、シルクハットにもじゃもじゃヒゲのスタクラ/Jarno "Stakula" Sarkula(サックス)長身でロン毛のエルノ/Erno Haukkalan(トロンボーン)が爆裂させるかの如く管楽器を吹きまくり、そのバックをキーボード、ドラムスそして2人のチェロが支えている。途中でメインマンの2人がステイジから消えたと思ったらエルノが会場後方からトロンボーンを吹きながら現れそのままステイジ上で大の字になって寝ころびながらまだ吹きまくっているとか、結わえている髪をほどき歌舞伎の連獅子の様に髪を振り回すヘッド・バッキングとか、そのパフォーマンスも休みなく続きそして音楽も途切れなく流れている。とにかく小難しい事は抜きにして、見て楽しく聴いて楽しいバンドだ。

GAR2011 Alamaailman V2

 5月28日と29日東京のShibuya O-Westで来日コンサートが予定されているので興味が出てきたなら見に行って損はしないと思う。体を揺すりながら楽しんで聴けるバンドだ。来日公演に関しては下記HPを見て下さい。バンドの記事もとても面白いです。
http://www.mplant.com/vasarat/tourinfo11.htmla>
 

ここで2時間のディナータイム休憩が入り会場は一旦閉められます。



バァスタ!/BASta!
Joris Vanvinckenroye - doublebass


GAR2011BAsTa

 アラニス/ARANISの中心人物Joris Vanvinckenroye がダブルベイスだけで演奏する、これもワンマン・バンド。ダブルベイスだけでどこまでプレイ出来るのだろうといぶかっていたのだが、中々どうして、ダブルベイスだけでこれほどカラフルな音が紡ぎだせるのかと思う程指でつま弾いたり弓て弾いたりして豊かな音源が次々と奏でられる。さすがアラニスの作曲を一手に行っているだけの事はある。いやはや脱帽!



キャラヴァン/CARAVAN
Pye Hastings - guitars, vocals
Geoffrey Richardson - viola, flute, guitars, vocals
Jim Leverton - bass, vocals
Jan Schellhaas - keyboards
Mark Walker - drums

GAR2011Caravan

 私にとってキャラヴァン/CARAVANは60年代後半から75年にかけてのデイヴ・シンクレア/Dave Sinclair及びリチャード・シンクレア/Richard Sinclairが在籍していた頃のキャラヴァンで、パイ・ヘイスティング/ Pye Hastingsが中心となったキャラヴァンには余り興味が無いのだが、ダブル シンクレア脱退以降キャラヴァンの名を引き継いで活躍しているのはパイなので、例え「Hello,Hello」や「Golf Girl」、「The Love in Your Eye」を歌ってくれても少々違和感がある。1975年ロンドンでみたキャラヴァンは、リチャードこそ抜けてはいたものの(彼はハットフィールド・アンド・ザ・ノース/Hatfield and the North」を結成していた)デイヴ・シンクレアはまだメムバーで、あの上手くは無いけど情緒たっぷりの独特のハモンド演奏を聴かせてくれていた。(当時の様子は「LONDON 1975 プログレ日記http://london1975.blog96.fc2.com/blog-category-1.html」に詳しく書いています)同年夏に行われたレディング・フェスティヴル/Reading Festivalではそのデイヴも脱退していて代わりにヤン・シャルハース/Jan Schellhaasが参加していた。2000年に入って数回来日しているのだが私は見に行って無いので今回が本当に久々のお目見え。まあ皆さんしっかり親父バンドになっちゃって。パイさん貫禄ついたわねえ、あらヤンさんハゲちゃって、ジェフリィはあんまり変わってないなあ、な~んて聞くより同窓会気分で見てしまったキャラヴァンでした。

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