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トリエステ・サマーロック・フェスティヴァル 2012  7月29日(日)/ TRIESTE SUMMER ROCK FESTIVAL  

 最終日はイタリアのバンドのみ出演する「プログ・デイ」。始まるのも午後3時からティケットも5ユーロと格安で見られる。4バンド程出た後のトリは北イタリア出身のビリエット ペル リンフェルノ.フォーク/BIGLIETTO PER L'INFERNO FOLK。

ビリエット ペル リンフェルノ.フォーク / BIGLIETTO PER L'INFERNO FOLK

ジュゼッペ(通称ピッリー)・コッサ/Giuseppe Cossa:オルガン、ダイアトーン、アコーディオン、エレクトーン
マウロ・ニェッキ/Mauro Gnecchi:ドラム、パーカッション
エンリコ・ファニョーニ/Enrico Fagnoni:コントラバス、エレクトリックベース、アコースティックベース
フランコ・ジャッフレーダ/Franco Giaffreda:エレクトリックギター、アコースティックギター
レナータ・トマゼッラ/Renata Tomasella:ファイフ、フルート、オカリナ、ヴォーカル
ラニエーリ(通称ラーニョ)・フマガッリ/Ranieri Fumagalli:バグパイプ、フルート、オカリナ
カルロ・レーディ/Carlo Redi:バイオリン、マンドリン
マリオリーナ・サーラ/Mariolina Sala:ヴォーカル

2012 TRIESTE BIGLIETTO1

 ビリエットは’72年に結成、当時はシンフォ系プログレ・ハードの様なサウンドをしていた。74年に「BIGLIETTO PER L'INFERNO」をリリース後解散。そして2007年、フォークミュージックの要素を取り入れ、バンド名の最後に「FOLK」を付け加えて再び活動を始めたのだ。
 音楽は常にその時代と連動している。もちろんビートルズの様な普遍的な音楽を創り出してしまったバンドもいるが、だいたいはその時代の持つエネルギーや躍動感を反映し表現しているのが音楽の自然な在り方だと思う。

2012 TSRF BIGLIETTO6
 
 ビリエットの「フォーク」はとてもアグレッシヴだ。時代が要求する「フォーク」とでも言おうか、トラディッショナルな音楽、地中海的フォークミュージック、それらを全部含めたワールドミュージックにプログレエッセンスを加えているので聴いていてとても楽しい。ステイジもシアトリカルな構成で女性ヴォーカルのマリオリーナが持ち込んだ大きなカバンからリボンやバラや羽のストール等を曲ごとに取り出し時にはシャボン玉を吹きながらステイジを踊る様に歌い廻る。メムバーも全員複数の楽器を使いこなし、1曲の中で次々を楽器を変えて音楽を構築していく。スリリングだ。今は修道士になっているフラ・カナーリ(本名クラウディオ・カナーリ/Claudio Canali)が印象的なヴォーカルでビリエットの代表曲にもなっている「告白 (Confessione )」をビリエット ペル リンフェルノ.フォークでもリメイクしているので、原曲と「フォーク」版を聴き比べてみるのも面白い。70年代の若さ溢れるビリエットが好きな方には物足りないかもしれないが、「フォーク」版は、より緻密により表情豊かにより洗練された演奏をしている。なんでも見てやろう、聞いてみよう、音楽を楽しもうという人には「フォーク」がお勧め。

2012TSRF BIGLIETTO2        
2012 TSRF BIGLIETTO1

 私的にはフェスティヴァルの最後の最後にいいものを見せてもらったので今年のトリエステ・サマーロック・フェスティヴァルは大満足でした。

BIGLIETTO PER L'INFERNO FOLKのツアーの様子はYOUTUBEでちょっぴり見られます。
http://www.youtube.com/watch?v=UFfKY6vKWhk&feature=related
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トリエステ・サマーロック・フェスティヴァル 2012  7月28日(土)/ TRIESTE SUMMER ROCK FESTIVAL 

ミノケ?/ MINOKE?

KAWAGUCHI, Yasushi ー 5 string fretless bass, Chapman stick
TAKAHASHI, Katsunori ー drums, acoustic and electric percussion
KAYAMA, Kosei ー tenor and soprano saxophone
SEKIDO, Kunihiko ー keyboards

2012 Trieste Minoke?1

 ミノケ?は東京で何度かそのプレイを聴いたことがあるが、プログレ寄りのジャズ/ロック/エスニック等様々なジャンルの音楽をミックスしたオリジナル曲を演奏していて中々面白いバンドだ。彼等にとっても初の海外公演だし会場の規模もオウディエンスの数も日本とは状況が違う。大丈夫かな?と危惧する事も無く、リハーサルから現地のミュージシャン達と身振り手振りコミュニケーションを取りながらイタリア人に囲まれてのリハ状況を楽しんでいたようだ。本番は夜の9時半頃から始まったのだが、バンドの面々も緊張の中にもプレイする楽しさが見てとれとても良い演奏を聞かせてくれた。概して外国では野外フェスティヴァルが多いせいかPAやエンジニアさんがとても上手い。開放的な野外で大音響に包まれて聴く音は東京の小さなクラブで聞くのとはまた違ったサウンドに聞こえミノケ?ってこんなに上手かったっけ?(失礼!)と思わせるほどのびのびとプレイしていた。 オウディエンスも日本の聞いたことも無いバンドがどんな演奏を?という興味深々な雰囲気から演奏が進むに従って引き込まれていくのが分かりパフォーマンスの最後の方には皆大喝さいだった。ショウが終わってもCD売り場に感想を言いに来てくれる人もかなりいてミノケ?のイタリアコンサートは成功だった様だ。

2012 Trieste Minoke?2

トリップ / THE TRIP

JOE VESCOVI (keyboards, vocals)
FURIO CHIRICO (drums and percussions)他

 去年(2011年)の秋に東京で行われた「イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル/秋の陣 2011:夢のまた夢」にトリップも出演したので生で彼等の演奏を聴いた方もいらっしゃると思うが、私は2010年ローマで行われた「PROG EXHIBITION 」で彼等を見ていた。その時は彼等も数十年ぶりでのプレイなので張り切っていたしバンドとしても随分いい演奏をしていた。ところが今年(2012年)中心メムバーでベイス、ヴォーカル担当のウェグ・アンダーセン/WEGG ANDERSEN が4月に亡くなり往年のメムバー等が集まって7月に追悼コンサートが行われたばかりだった。この夜も若手ギタリスト+ヴォーカルとベイシストを加えての演奏だったのだが精彩を欠いており、若手ギタリストさんがウェグの代わりに懸命に歌ってくれるのだがやはり薄っぺらなヴォーカルにしか聞こえない。今更ながらウェグの存在の大きさが思い知らされたショウだった。
オフで見たヴェスコヴィは背中も丸まっていて老人の様だったし、筋肉ムキムキでTシャツがはち切れそうなフリオも若干痩せて小柄になった様に見え、これからのバンドの未来に不安が過ってしまった。ウェグ・アンダーセン、ご冥福をお祈り申し上げます。

2012 TRIESTE TRIP

トリエステ・サマーロック・フェスティヴァル 2012 7月27日(金)/ TRIESTE SUMMER ROCK FESTIVAL 

 前座についたのはガーデン・ウォールというイタリアのバンド。余り面白くない演奏だったので会場内をうろついていました。
 ケン・ヘンズリィは今年67歳になるというのに70年代に活躍していたユーライア・ヒープの頃と変わらな容貌で、当然しわは増えてますけど、ロングヘアをヒラヒラなびかせハモンドオルガンを弾く姿はヒープそのもの。フォーエヴァー・ヒープというユーライア・ヒープのトリビュートバンドを従えてヒープのヒットソングを次々にプレイしてくれ、今聞いても「7月の朝」や「対自核」は名曲だと再認識させられとても楽しめたショウだった。来日も決まったようなのでヒープファンは往年の曲を日本で聴けるチャンスが出来て待ち遠しい限りだと思う。

2012 TSRF KEN HENSLEY1

最近は世界的にこういったトリビュートバンド、つまり60年代70年代に大活躍したバンドのファン達が集まって往年の名曲をカヴァー演奏する、時にはオリジナルメムバーも加わっていたりするのでただノスタルジィに浸るというだけでなく、見ていても聞いても楽しいバンドが増えている。オリジナルメムバーが既に亡くなっている場合も増えているので、もう決して聞けない名曲を憧憬と称賛と尊敬を込めた演奏で聴かせてくれるこれらのトリビュートバンドの出現は時代の必然性なのであろう。

2012 Trieste Ken Hensley2

トリエステ・サマーロック・フェスティヴァル 2012 / TRIESTE SUMMER ROCK FESTIVAL  

 フェスティヴァルの会場は去年と同じ丘の上のサン・ジュスト聖堂の中庭。しかし今年から有料になっていて1日16ユーロ(だいたい1ユーロ=100円と計算して1600円ぐらい)。最終日のイタリアのバンドのみが出演するプログ・デイのみ5ユーロだった。日本では1日券1600円は安いと思うのだが現地の感覚としては高額入場料になるそうだ。

San Guisto Festival

 フェスティヴァルは26日から始まっていたのだが私達は27日の昼過ぎにトリエステに到着。その夜のケン・ヘンズリィから見る事に。

トリエステ・サマーロック・フェスティヴァル 2012 / TRIESTE SUMMER ROCK FESTIVAL 2012 

今年(2012年7月26日~29日)のトリエステ サマーロック フェスティヴァルは4日間に渡って、スリーフレンズ/THREE FRIENDS、ケン・ヘンズリィ/KEN HENSLEY、日本からミノケ/MINOKE?、トリップ/TRIP、 ビリエット ペル リンフェルノ.フォーク /BIGLIETTO PER L'INFERNO FOLKとヴァラエティ豊かなラインアップでした。

2012 Trieste summer rock fes poster
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